【家庭的ペアリング】ブルゴーニュのシャルドネに庶民派料理を

ペアリング

こんばんは。マクフライです。なんとなくワインをゆっくり飲みたい。

今日は久々にペアリング検証しました。

アジのフライ

ポテトとアジのフライ(スーパーの総菜)

今日の食材はこいつです。

アジのフライ。庶民的ですね。しかも定食屋とかの大きめの手の込んだものであはありません。

普通のスーパーに売っている普通の総菜です。

「映え」とか「贅沢」という言葉にほど遠いけど、食べてみるとまぁ美味しい。

ちょっと脂っぽいかなと思う部分もあるけど、アジの癖のない旨味とフライのサクサク感が絶妙。

まさにお酒とあわせてくれと言わんばかりのこのアジフライに今日はこのワインを合わせてみました。

ブルゴーニュ シャルドネ シャルル ノエラ 2016年

bourgogne chardonnay charles noëllat 2016

ペアリングの講義などを聞いているとペアリングのコツは「ワインの格と料理の格を合わる」ということをよく耳にします。つまり高級料理には高級ワインを、カジュアルワインにはカジュアル料理をということです。

この方程式に合わせると超庶民派料理のアジフライにリッチワイン代表のブルゴーニュ??

明らかにセオリー通りじゃない!と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし!!!

このブルゴーニュはただものではありません。決して安いカジュアルレンジとは言えませんが、

ブルゴーニュシャルドネと考えると超コスパの良いワインなんです。

「親しみやすく、コストパフォーマンスの高いワインを提供する」というモットーのもと造られたワインでとにかく美味しい。正直2,000円台とは思えない味わい。ではこのブルゴーニュがアジフライにどう合うのでしょうか。

【ブルゴーニュ】シャルドネ×アジフライ

冒頭脂っぽいと記載しましたが、このワインと合わせることで、

見事に脂っぽさを払拭することができ果実味によってアジフライが爽やかに感じてしまうほど軽やかになります。

赤ワインではなく白ワインのため、アジの繊細で滋味深い味を打ち消すことなく、しっかりとアジの味わいを引き立ててくれます。

果実が弱すぎると脂っぽさに負け、果実が強すぎるとアジの味わいを消してしまう。

「大胆かつ、繊細」、太陽燦々、コテコテの樽ワインでもなく、繊細すぎでもない、まさにベストバランスなブルゴーニュシャルドネだからこそなせるこのペアリング!

是非お試しください。

個人的テイスティングノート

bourgogne chardonnay charles noëllat 2016

写真でもわかるこの濃いゴールドがかったイエロー!しっかりと輝きもあります。見るからに成熟した印象が伝わります。

香りの第一印象はとにかくリッチ。少し熟した桃や洋梨などのフルーツの香りが立ち上がってきます。さらに香りを探していくと綺麗に溶け込んだ木樽の香りに蜜やワックス、石灰など様々な要素も感じられ、非常に深みのある香り。この時点でこのワインはただものではないと感じます。

味わいはふくよかなアタックでドライな口当たり。果実の味わいは横に広がっていき、中盤からはミネラルをしっかりと感じることができます。酸も中盤から伸びてきてボディを下支えしており、酸の伸びはそのまま余韻まで続き苦みを伴いながらフィニッシュとなります。

前にも書きましたがこのワインの生産者は「親しみやすく、コストパフォーマンスの高いワインを提供する」がモットーでして、まさにこのワインがそのモットーを体現しております。

圧倒的コスパのブルゴーニュ白ワイン。是非お試しください。

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