ネギまみれ鶏とろと合わせるワインはこれしかない

テイスティング

お久しぶりです。

試験だったり勉強だったりで忙しく最近更新サボってました。

10月からはwset level3を学んできます。

更なるテイスティング力を鍛えるべく、今後もペアリングを試していきます!

本日のレポートはコチラになります。

ネギまみれ手羽とろ

なんとなく赤ワインを飲みたいと考えていた昼下がり。

冷蔵庫を開けるとこんなものがありました。

なんともジャンクそうな香り・・・・

これは濃厚な赤が良さそうだ。何にしようかな?

いろいろ想像しながらこの商品の商品名を探していたところ・・・・

おお!ネギまみれ!

商品名がネギまみれ!!

何の肉だ??と詳しく見ていたことろ手羽とろの文字が。

そうか。鶏肉だったか。もしかしたら赤合わない??白の方がよい?

そんな予感が頭をかすめました。

ただとりあえず、お腹がすいていたから調理を始めました。蓋を開けると・・・

そこはネギ景色でした。

本当にネギまみれ。

こいつをフライパンにぶち込み調理開始。

油もひかず温めるだけです。やはりネギまみれ

そしてついに完成。

見事にネギ焦げました。

そしてこの見た目。

これは確実に赤じゃない笑

ただ、めちゃくちゃ美味そうだ。鼻を近づけるだけで漂うニンニクの香り

ボリュームのある鶏肉の旨味に見事ニンニクがマッチ。

そしてネギ。

若干焦がしたことで香ばしさもプラス。ただし、ネギの青さ、苦味も健在。

ボリューミーな鳥の味わいとネギの爽やかさがいい感じです。

ネギまみれ手羽とろに合うワインとは

赤ワインを合わせる気満々でしたが、

パッケージで鶏肉と見た時点で違うと思い、食べてみてもやはりその通り。

では今回のこのネギまみれ手羽とろにはどんなワインが合うか。

・ネギの青さ、苦味の要素を持つワイン

・鶏肉の淡白な味わいに合う渋味の少ないワイン

・ただし、手羽とろと脂はかなりの量なので脂にまけない適度なボリュームのワイン

・脂をリフレッシュしてくれるような酸がスッキリとした白ワイン

こんな感じでしょうか。

お肉と言えば赤。

しかしそれはもう古い話。何より個人的には鶏肉は抜群に白ワインがあうと思います。

鶏肉の味わいに柑橘系の味わいが合わさると肉の旨味が引き立ち、果実の甘味も楽しめる。

まさに焼き鳥にかぼすを絞るイメージ

今回はド定番にピノブランを合わせてみました。

ウィリ ギッセルブレッシュトゥ ピノブラン

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アルザスのお手頃ピノブラン

長い歴史を持つワイナリーの1本です。さてこのワインがどのように合うの楽しみです。

ネギまみれ手羽とろ×ピノブラン

シンプルに旨い!

鶏の味、果実味、酸の爽やかさ、そしてネギの味わい。

すべての味わいがかき消されることなく、綺麗に調和して全ての味わいを楽しみむことができます。

やはり鶏肉にピノブラン。

この組み合わせは間違いありません。

個人的テイスティングノート

外観は澄んだ輝きのある濃いめのイエロー。熟度は高く粘性は中程度。

香りはしっかりと感じられます。やや熟したリンゴ、洋ナシやアプリコット、カスタードの香り。花の香りもあり甘やかでリッチなワインと思いきや、柑橘やミネラルも感じられ爽やかさもあります。スパイスのニュアンスもありワインに複雑な印象を与えてます。

フレッシュなアタックで辛口。アルコール度数は12%と白ワインでは割と平均的な度数ですが、黄色い果実のフレーヴァーからアルコール以上に丸みのあるテクスチャーを感じます。

ただ味わいの主体は口中をすぼめるような酸でワインに爽やかさを与えます。特に中盤から伸びる鋭角的な酸は余韻まで伸びてきて一切重みを感じさせない爽やかなフィニッシュとなります。

ここのワインは17世紀からワインを造っている歴史あるワイナリーでほとんどがフランス国内や諸外国への輸出で消費され、なかなか日本で見ることのできないワインです。

鶏肉へのワインと言えばピノブランと言えるほど好相性なペアリング。

是非歴史あるワイナリーのピノブランでお楽しみください。

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