どうも。マクフライです。もうすぐ10月も終わりです。本日はワインに合わないわけがない料理であるパスタと王道のイタリアワインを合わせてみました。
手作りトマトソースパスタ
本日の料理はこちらです。王道のトマトソースパスタ。
カゴメ 基本のトマトソースをベースに塩コショウで味付けをして、ひき肉、マッシュルーム、パルメザンソースを使って作った王道のパスタ。
トマトの酸味とチーズのコク、そしてマッシュルームの旨味を感じることができるまさにイタリアン中のイタリアン料理。見るからにワインと合わせることがふさわしい料理です。
この王道料理に合わせるワインはもちろんイタリアのワイン。
キャンティ クラシコ イル タロッコ トラッチャ ディ プレズーラ2017
世に存在する王道の組み合わせ。ドイツのメルセデス、ニューヨークのヤンキース、横浜の中華街。そしてイタリアワインのキャンティ
今回のワインはそんなキャンティ地区の中でもより細かいエリアで造られたキャンティクラシコのワイン。※キャンティクラシコ、ワインの味わいについては後述
そんなイタリアの顔ともいうべきワインとパスタのペアリングを改めて検証いたします。
【料理】トマトソースパスタ×【ワイン】キャンティクラシコ
合わせてみるとトマトソースのパスタにキャンティクラシコが合うと言われている理由がよくわかります。
まず、味のベースであるトマトソースの酸味とワインの酸味が綺麗に同調し、口中で味わいが広がります。
さらに、このワインは2017年と5年前のワインで若干熟成感がでているのですが、ワインの土っぽい味わいとパスタの具であるマッシュルームの味わいがピッタリ。
ワインの味わいの要素がパスタと似ているため、それぞれが喧嘩することなく、すんなり飲めてしまいます。かしこまることなく、気軽に食べることができるこの組み合わせはランチなどにもぴったりですね。
さすが王道イタリアンの組み合わせ。間違いありません。
個人的テイスティングノート
外観は輝きのあるやや濃い目のダークチェリーレッド。写真を見るとわかりますが、エッジは若干オレンジがかっていて発展状態にあることがわかります。
香りの第一印象は開いていて、複雑な印象です。熟したブルーベリーやブラックベリーなどの青から黒系果実の香りとスミレの華やかな香りに、血液や皮、湿った土などアーシーな香りが混ざり合ってます。全体的にフルーティーというよりもセイヴォリーという言葉がしっくりきます。
アタックはやや強めで、黒系果実やチョコレートのような甘味をしっかりと感じられますが、溌剌とした酸がボディの重さを感じさせません。どちらかというと引き締まっております。タンニンは溶け込んでおり、口中を引き締めるような心地よさがあり、渋みと苦みが全体的に噛めるようなテクスチャーを形成しております。
甘すぎなくて、すっぱすぎない。まさに飲みやすい=アプローチャブルなワインですね。
このワインの生産者「トラッチャ ディ プレズーラ」は全て手作業で収穫を行う丁寧な生産者。
キャンティと名の付くイタリアワインは無数あり、ピンキリ価格、味わいは最低ランクから最高ランクまで様々です。
そもそも「キャンティ」とはトスカーナ州にある地域名。
そのキャンティ地方で決められたブドウを使って作ったワインはキャンティと名乗ることができるのですが、あまりにもキャンティの人気が出すぎたため、キャンティという名のワインを生産したい生産者が増え、本来のキャンティ地方から拡大したエリアで造られたワインもキャンティと呼ばれるようになりました。
そこで本来の産地で生産していた生産者は「キャンティ」と名乗ることをやめ「キャンティクラシコ」と名乗るようになったのが、この「キャンティクラシコ」のワインの始まりです。
そのため、キャンティクラシコとつく名のワインには優れた生産者が多くなっております。
イタリアの大人気ワインのキャンティ。その中でも選りすぐりの生産者が多いキャンティクラシコ。
今回のワインもまさにそんな生産者が作る丁寧なワインです。是非お試しください。
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