こんばんは。マクフライです。先日赤ワインの比較テイスティングをおこないました。
実はこの3品種の飲み比べは勉強はもちろんのこと、愛するマクドナルドの限定バーガーに合わせるにはどのワインがよいのかを厳選するために行いました。
本日ワインのおつまみとして食べたハンバーガーはこちらです。
ワイルドビーフバーガー オニオンリング&チーズ
見るからに濃厚なこのハンバーガー。こちらはワールドカップ開催に合わせ、「時をかけるバーガー」からの限定の一品。ワインとのキックオフが楽しみすぎます。
この横顔。圧巻の一言につきますね・・・
あふれんばかりの具材たちの猛アピール
公式ホームページにはこのように記載があります。
香ばしいオニオンリングと、つなぎの入っていないジューシーな肉厚の100%ビーフパティを、サッカーボールに見立てたオリジナルバンズでサンドしました。ガーリックや唐辛子など5種のスパイスの効いたピリ辛のソースとベーコン、スモーク風味のとろ~りとしたチェダーチーズソースがビーフのおいしさを引き立てる、ボリューム満点の一品です。
https://www.mcdonalds.co.jp/campaign/worldcup-burgers/
そうだったのか。このバンズの形はサッカーボールだったのか。にくい演出です。
このバーガーを食べた個人的な感想は大規模な甘味と程よい辛みの攻防戦です。そしてそこに割って入るチーズのコク。とてつもないボリュームの味わいが口中という名のスタジアムで戦っております。
さらにサクサクのオニオンリングの油感も合わさり、はっきりと言ってしまうと最高のジャンク感です。一切上品なニュアンスはありません。ここまでジャンクなバーガーはマックでもなかなかないのではないでしょうか。
これは並みのワインでは対抗できません。どんなワインがいいのでしょうか。
・とんでもないボリュームに負けない濃い味わいで、わずかな辛みさえも消し去るような甘さのあるワイン
ここで、前回3種の比較テイスティングをした甲斐がありました。ここで合わせるのはこのワインです。
ベリンジャー ファウンダース・エステート カベルネ・ソーヴィニヨン 2020年
こちらのカリフォルニアワインです。正直、ワイン単体で飲んだ時は2~3口目までは美味しいと思っていたのですが、それ以降は甘すぎると思っておりました。ただ、この甘すぎるというのがこのジャンクバーガーにはピッタリと感じます。
早速合わせてみましょう。
ベリンジャー×ワイルドビーフバーガー
ハンバーガーを口にする。圧倒的なジャンクがやってきます。ワインを口に含みます。
なんと、このジャンクな味わいにワインが負けておりません!正確に言うならば、多少ワインの味わいが押され気味なのですが、その分甘すぎた味わいがなくなり、ちょうどよい塩梅になっております。
また、甘いソースとベリーの甘さが同調し味わいが広がります。
何杯でも飲みながら、このハンバーガーを食べたい。そんな気分にさせてくれます。
このワインは単体で飲むよりも、濃い味わいのおつまみと一緒に飲むのが正解ですね。
勉強になりました。※ちなみに前回3種の飲み比べをした際に、最も個人的に美味しいと思っていた熟成感のあるメルローですが、このバーガーの前には全く歯が立ちませんでした・・・一緒に食べると完全にワインのアロマがなくなります・・・
ペアリングの難しさを知りました。
ベリンジャーについて
前回の記事で簡単に味わいの特徴を書いたので、ここではこのワインの製造者べリンジャーについて少しまとめたいと思います。
詳細は公式サイトを見ればわかりますが、ベリンジャーは一大ワイン産地カリフォルニアで歴史のある有名ワイナリーで様々な「初」を行っております。
ワイナリーの公式ツアーを初めて行ったり、有名なワイン雑誌の「ワイン・オブ・ザ・イヤー」に初めて赤、白両方で選出されたりと、今じゃ当たり前なことを初めて成し遂げてきました。
そしてそんな歴史と実績のあるベリンジャーには複数のラインナップがあり下は1,000円台前半から上は30,000円近くと幅広いラインナップを誇ります。
今回飲んだのは4つあるラインナップの上から3つ目のファウンダース・エステート。
カリフォルニアで、特に優良な畑から選び抜いたぶどうを使用しています。ベリンジャーのスタイルに触れる意味でもちょうどよいエントリーレンジですね。
是非皆様もこのワインは単体ではなく、ハンバーガーなど味の濃い料理、おつまみと一緒にお楽しみください。
コメント