どうもお久しぶりです。
napaの試験やWSETの試験やらで更新が滞ってました。
試験がひと段落したので、自分へのご褒美もかねて久々にワインを楽しみながら料理とペアリングしたのでじっくりとレビューしていきたいと思います。
マニアックですが、いつかここでWSETの体験記なんかも書ければと思っております。
早速本題に入ります。
ロピアのお得な焼鳥
ここ何ヶ月かでいわゆる上等な焼鳥屋で上品な焼鳥と素晴らしいブルゴーニュワインを飲む機会がありました。
やはり、素敵なレストランでいただくブルゴーニュワインは素晴らしい。
高級な焼鳥屋の焼鳥ってもう、見た目から高そうですよね。

なんというか、あの串にちょびっと刺さっている感じ。箸で取り分けるなんてことは完全御法度なあのスタイル。
あれはあれで美味しいんですが、私は結構ジャンクなものをいつも食べている人間ですので、
もう少しジャンクな焼鳥にもブルゴーニュ、それも上等なやつを合わせたいと考えました。
そこで、訪れたのがロピア。結構デカめのジャンクな惣菜が揃ってます。
そして早速見つけたのがこれです。

見るからにジャンク。ビールと一緒にもいいですが、どうしてもワインを合わせたい。

ほのかに炭のニュアンスが付いていて、想像以上にしっかりしている。プリプリ食感とコリコリ食感が混ざり合い噛んでいて楽しい。
スパイシーなニュアンスと脂の甘さが食欲をグンと高めてくれます。やや脂っぽいか印象がありますが食べ過ぎなければOK!
久々の投稿に備えてそこそこのワインを開けました。
SAVIGNY-LES-BEAUNE JABOULET-VERCHERRE 2018

ジュブレヴェルシェールさんのブルゴーニュワイン、しかも村名ブルゴーニュワインです!
高級焼鳥屋の鉄板。焼鳥×ブルゴーニュ
それであればこの焼き鳥にも合うはずです!早速試してみます。
村名ブルゴーニュ×焼鳥

これは素晴らしい。
この焼き鳥最大の弱点である脂っぽさを酸が中和し、
さらに、タレの甘辛さがワインの持つチェリーや
ラズベリーのような赤果実のニュアンスを引き立てます。
焼き鳥の脂に適度にボリュームのある村名ブルゴーニュは負けておらず、
ジュワッとジューシーなモモ肉やコリコリ食感のハツ&ハラミから染み出る旨みとタレのコクに、
このブルゴーニュの繊細な赤い果実の風味と爽やかな酸味が絶妙なバランスで寄り添います。
ファンタスティック。ジャンクを上品な時間に昇華させてくれました。
ジュブレ ヴェルシェール サヴィニー レ ボーヌについて
ブルゴーニュ地方の中でも、ちょっと“通”な人が注目する小さな産地。
「コート・ド・ボーヌ」の一部。ピノ・ノワールを中心とした赤ワインと、少量ながらシャルドネの白ワインも造られています。
この村のワインの魅力は、ズバリ“繊細でエレガント”なところ。ピノ・ノワールは、果実味が豊かすぎず、軽やかで、酸もきれいに感じられるのが特徴。
赤いベリー(チェリーやフランボワーズ)の香りに、時には土っぽさやスパイス感が混ざることもあり、単純な軽いワインでないブルゴーニュワインだとしみじみ実感させてくれるスタイルです。
そんなサヴィニー レ ボーヌでワインを造ったジュブレ ヴェルシェールについてHPより引用します。
ジャブレ・ヴェルシェール (Jaboulet Vercherre) は、コート・デュ・ローヌ (Cote du Rhone) とブルゴーニュ (Bourgogne) を中心に、優れたワインを造っていたメゾンです。
ジャブレ・ヴェルシェールは、コート・デュ・ローヌ北部
を中心にぶどう畑を所有し、コルトン・ブレッサンド、ポマールのクロ・ド・ラ・コマレーヌ、ボーヌのクロ・ド・レキュ
など、ブルゴーニュにも、自社のぶどう畑を拡大していました。
シャブレ・ヴェルシェールは、1990 年代後半には、コート・デュ・ローヌ北部に加えて、南北ブルゴーニュにフル・ラインナップのぶどう畑を所有し、ブルゴーニュに燦然と輝くメゾンに成長していました。跡取りに恵まれなかったシャブレ・ヴェルシェールの当主は、2001 年に自身の引退に伴い、畑の大部分や醸造所をメゾン・ルイ・マックスに売却、シャブレ・ヴェルシェールのワイン造りはメゾン・ルイ・マックスに引き継がれました。
https://www.lesbourgeons.co.jp/SHOP/99920/197495/list.html
メゾン・ルイ・マックスは、名高いメゾンであったジャブレ・ヴェルシェールに敬意を払い、シャブレ・ヴェルシェールが造ってセラーで大切に保管してきたワインについて、シャブレ・ヴェルシェールのオリジナル・ラベルを用いて、不定期にワインを蔵出し販売しています。
大手メゾンに移っても販売されるなんて余程素晴らしいワインなんですね。
是非お試しください!
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