【コストコ】大人気ロティサリーチキンに抜群に合うワインは??

ペアリング

こんばんは。マクフライです。

コストコネタ続きますが、本日はキングオブコストコ惣菜といってもいいくらいの食材に合うワインを探してきましたので検証したいと思います。

コストコ ロティサリーチキン

ロティサリーチキン

コストコ人気ランキングTOP3には必ず入る最高コスパの鶏肉です。

鳥が丸々一羽で1000円を切る破格のお値段です。皆さん一度は見たことあると思うので詳しくは語りませんが、絶対に人生で1度は食べたほうがいい商品です。

開封

脂べっちゃべっちゃ。持って運ぶ際に液漏れ必須の暴君ですが、その味わいは本物。

豪快にかぶりついてもよし、鳥だしスープにしてもよし、具材としてもよしと食べ方は無限大です。

今回私は最もスタンダード食べた方である

「ちぎって、オーブンで温め食べる」という食べ方を行いました。

分解

オーブンで温めることで、皮はパリっパリになります。

そして部位にもよりますがとにかくジューシー。

鶏肉の旨味を調味料なしで全て堪能できます。

部位では骨の周りは脂が多くジューシー。

足付近はサッパリ。

脂っぽいと思ったら足付近を食べて、パサパサすぎると思ったら骨付近を食べる。

このような食べ回りをすることで永遠に食べ続けることができます。

ただ、このロティサリーチキンが美味しいのは誰でも知っているので、問題なのはどんなお酒=ワインが合うかです。

これだけ有名なコストコのチキンに一体どんなワインが合うのでしょうか。いつも以上にものすごく考えてみました。

脂はあるけど、牛や豚のような重い脂ではないので、重く渋いワインではない。

・鶏が丸々一羽あり、ささみのさっぱりした部位もあるので赤ワインではない。

・骨付近のオイリーなお肉に負けない、力強さのある白ワイン

・口中をさっぱりしてくれる酸のしっかりした白ワイン

・ささみと梅が合うように、淡白な味わにマッチする酸味と果実味がしっかりとあるワイン

いろいろ考えているとこんなにベストペアリングの要素がでてきました。そして今回上記要素を含み私が考える最もコストコのロティサリーチキンに合うベストワインを見つけてきました。

それがこのワインです。

エラスリス・アコンカグア・コスタ・ソーヴィニヨン・ブラン 2019年

Errazuriz ACONCAGUA COSTA Sauvignon Blanc [2019] 

こちらはチリの名門「エラスリス社」の最高級レンジのワイン。以前同じエラスリスのソーヴィニヨンブランを紹介しましたが、そのワインよりも上のレンジとなります。↓前回の記事

味わいは後述しますが果実の味わいがしっかりあるだけでなく、ハーブの複雑性、味わいの持続性などどれもとっても一級品です。

そしてこのワインこそ私がコストコのロティサリーチキンに合うであろうという仮説を全て満たすワインです。

チキンにチリのソーヴィニヨンブラン、それもプレミアムレンジのこのワインが合わないはずがない。早速検証いたしました。

【コストコ】ロティサリーチキン×【チリ】ソーヴィニヨンブラン

まずは、チキンの最もジューシーな骨周りの肉を口に含みます。そして、白ワインを流します。

綺麗な酸が口中の脂っぽさを一瞬でサッパリに変えてくれます。

さらに、脂に負けない果実味が口いっぱいに広がり、お肉の味わいと合わさり、上品な印象にしてくれます。唐揚げにレモンを絞るあの爽やかな感じ。鶏肉に柑橘は相性抜群。

ささみと食べても、ささみの繊細な味わいを消し去ることなく果実の味わいがオントップ。パサパサ感を忘れさせてくれます。

綺麗な酸としっかりとした果実味、さらにハーブっぽさ。この要素が鶏肉に溶け込み、ロティサリーチキンを一段階上品な味わいに引き上げてくれます。

このワインがあれば、チキンを食べ続けても胃をもたれさせないくらいのパワーを感じます。仮説は間違えていなかった。

是非一度お試しください。

個人的テイスティングノート

Errazuriz ACONCAGUA COSTA Sauvignon Blanc [2019] 

外観は輝きのあるグリーンがかったイエロー。濃淡はやや淡く、透き通ってます。粘性は強いですが、見た目はかなり若々しい印象で、さっぱり系のワインかなという印象をもってしまいます。

しかし、香りをかいだ瞬間そんな印象は吹っ飛びます。めちゃくちゃアロマティック

グレープフルーツの柑橘系の香りにマンゴーなどのトロピカルフルーツの香りが綺麗に調和。さらに白コショウやドライハーブ、石灰やキノコなどの香りが奥行を与えております。

香りの要素が多く非常にリッチなワイン。

アタックはやや強く、柑橘やハーブのようなドライな味わい。アルコール度数は13℃と、しっかりとした骨格を持っております。

酸はとても爽やかで量も多く綺麗に伸びてゆき、さらに中盤からはミネラルによる心地よい苦みが感じられ、フィニッシュには引き締まった味わいとなり長い余韻が楽しめます。

10.13追記

3日後にも飲んだのですが、開けたてはどちらかというと、柑橘系の味わいが支配的だったのですが、開けたてとは異なり、

3日後は果実の味わいが落ち着き、ドライハーブの香りと風味が支配的になります。

エラスリス社はチリで140年以上の歴史を持つ超名門中の名門で、チリワイン=「安くて旨い、カジュアルワイン」というステレオタイプな見方とは一線を画す品質のワインを作っております。

特にこのアコンカグアコスタはそんなエラスリス社のフラッグシップワイン。検索すればすぐに色々出てきます。

チリワインのイメージを覆すエラスリスのアコンカグアコスタシリーズ。

是非一度お試しください。

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