こんばんは。本日はまたまたこのワイナリーのワインを紹介させてください。
そのワインとはコチラです!
ロシディ ゲヴュルツトラミネール 2020
またまた、ロシディのワインについて、書かせてください。
ここのワインがあまりにも素晴らしすぎて、最近飲みまくっております。
今回はゲヴュルツトラミネールです。通常ゲヴュルツトラミネールというとアロマティックで、香りも味わいも個性的で、特にライチの香りが印象的かと思います。
しかし!!!
このロシディのゲヴュルツトラミネールは全く違った印象なんです!
本当に、こんなゲビュルツがあるんだというくらい個人的には衝撃でした。
今回はティスティングコメントから記事を書かせていただきます。
以前のロシディのワインについての記事はコチラ
個人的テイスティングノート
まずはこの外観を見てください。ゲヴュルツトラミネールとは思えないほどクリアで透き通ったイエロー。通常ゲヴュルツトラミネールというとレモンイエローを想像しますが、このロシディのゲヴュルツトラミネールはグリーンがかったイエローをしております。
そして、この素晴らしい香り。
アロマティックというよりもフローラル。フレッシュな白桃になんと柑橘系のライムのニュアンス!
スワリングするとより華やかな白い花の香りが強く感じられ、さらに白コショウ、白カビなど、様々な香りがいくつもの層となって感じられます。
ゲヴュルツトラミネール最大の特徴であるまさかのライチの香りがしません!
味わいも素晴らしい。
アタックはまろやかで、13.5%のアルコールによる甘味と粘性により丸みのあるボディの印象を受けますが、酸がとにかく綺麗でピュア。口当たりは量が多く柔らかいなという印象ですが、中盤からぐんぐん伸びてきてます。
さらに酸の広がりと共にフレッシュな果実の味わいも広がり一気に華やかな印象となります。
終盤には白コショウのようなスパイシーなニュアンスも感じられ、深みのあるフィニッシュとなります。
最初このワインを飲んだ時、ゲヴュルツの印象は全く受けず、グリューナーヴェルトリーナーかと思いました。
それくらい、ゲヴュルツトラミネールの既成概念を破壊してくれます。
ロシディについて
以前も少し紹介させていただきましたが、
このロシディはブルガリアNo1ブティックワイナリーとの呼び声も高い自然派の超実力派ワイナリー
ロシディの回しものと思われそうなので、この辺にしておきますが、本当に素晴らしいワインばかりです。詳しくは下記リンクを見てみてください。
ロシディ ゲヴュルツトラミネールに合う料理ー鶏塩肉じゃがー
本日はこのゲヴュルツにこんな料理を合わせてみました。
見るからに白ワインに合いそうな料理たちです。
ただ、鶏塩肉じゃがには少し工夫をしております。このワインのやや丸みのあるボディに合うように少しバターを入れました。
サッパリだけにしないところが、ロシディスペシャル。
カジキのフライはいたって普通の総菜です。
脂がのっているので、ただの白身魚のフライ+ジューシーな味わいといったイメージです。
それではどんなペアリングになるのでしょうか。
ロシディ ゲヴュルツトラミネールとのペアリング
これは想像通り。強すぎない、程よいバターのコクに丸みのあるボディか寄り添います。
そして噛むたびに鶏肉の旨味が口中に広がり、ワインの果実味が際立ちます。
じんわりと優しいペアリングです。
そして、カジキのフライがさらに素晴らしい!
ワインを飲みフライを噛む。噛んだとたんに糖度のある果実の旨味が一気に広がり、白身フライを包み込む。
フライを忘れさせるような華やかな味わいが襲ってきます。
まさに美味!これもピュアなゲヴュルツがなせる業。
ゲヴュルツっぽくない、ゲヴュルツを是非一度お試しください。
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