どうも。マクフライです。夏がやってきました。夏と言えば白ワインということで、白ワインの比較テイスティングとペアリング検証を行いました。
シャルドネとシュナンブラン。言われてから飲むと全然違うとわかるのですが、ブラインドで飲むと結構わからない・・
今回は特徴的な生産者の二つのワインを比較しました。
シャルドネとシュナンブラン
1本目 マコン・ブラン ザ・ベリー・ストーリー ル・シェ・デュシェ 2020年
ブドウ品種:シャルドネ
写真ボケてますが、かわいいラベルのマコン
有機農法を使ったワインですが、ビオっぽさは全然感じません。果実味全開のワインです。
2本目 モイプラース シュナンブラン・ブッシュ ヴァン 2019年
ブドウ品種:シュナンブラン
こちらは自然酵母、自然発酵で造られたワイン。なかなかレベルが高いです。
まずは二つのワインを比較してみます。
テイスティング
■外観
違いがほとんどない!!!
ここまで全く一緒というのも珍しいくらい同じ色合いです。二つのワインとも輝きのあるゴールドの色調の強いレモンイエローです。気のせいかって感じでシャルドネの方が薄い気もします。
■香り
シャルドネ
以前ドルーアンのマコンをテイスティングしましたが、全く印象が違いました。
こちらはクリーンな印象。青りんごのような甘さを伴った果実の香り,石灰のミネラル、白い花のニュアンスもあって若々しさを感じます。
シュナンブラン
華やかな印象。黄桃やネクタリンなどのストーンフルーツに硬質なミネラルを感じます。そしておそらく醸造からだと思うのですが、熟れた土というか、白カビ、きのこみたいな香りがします。
香りを取ってやっと二つのワインが異なるという印象を受けます。
■味わい
シャルドネ
華やなかなアタック。リンゴの甘みに綺麗な酸が伸びてきます。ミネラルもしっかりあり、苦味のあるフィニッシュとなります。
シュナンブラン
力強いアタック。果実の甘味をしっかりと感じます、アルコールのボリュームもそこそこありますが酸が下支えしているため、重さをあまり感じません。ミネラルもしっかりと感じ、ドライなフィニッシュとなります。
ジョンソンヴィルレモンペッパー
果実味のあるワインには絶対に合うと思っていた食材がこれ。
ソーセージにオシャレと贅沢を取り入れたブランドと言っても過言ではないブランドジョンソンヴィル
今日はそんなジョンソンヴィルから白ワインに合いそうな1品をセレクト
焼いた香ばしたとレモンの酸味に強めのペッパー。後味にもレモンを感じることができ、さりげない爽やかさをこのソーセージからは感じることができます。非常に美味しい。
シャルドネとシュナンブランにペアリングさせてみました。
シャルドネ
抜群の相性ですね。ワインとジョンソンヴィルの酸味がそれぞれ同質でピッタリ。ソーセージの余韻をワインが伸ばしてくれ、ジョンソンヴィルの味わいを長く楽しめます。真夏のバーベキューにもってこいの組み合わせです。
シュナンブラン
・・・・
あれ??思っていたより合わない。なんというかワインの味がぼやける・・・
レモンの酸味がストーンフルーツの味わいを消しているのか・・・
このジョンソンヴィルはどんなワインにも合ううと思っていたが意外にも、シュナンブランには合いませんでした。
レモンの風味を持つ食材には、酸が全面に出ているワインの方が合うのかもしれません。
最後に
ジョンソンヴィルにシュナンブランが合わないのが意外でした。
おそらく、ミネラルもあるので甲殻類、また、甘さもあるのでスイートチリソースとかには合いそうです。
それにしても、南アフリカのワインって本当に素晴らしい。
いわゆるニューワールド(チリとかアメリカとかヨーロッパ以外の国)のワインでありながら味わいはヨーロッパのワインを思わせる風味があります。飲めば飲むほどハマりそうです。
どんなワインが好きですか?と聞かれたら「南アフリカのワインが気になる」
こう答えるだけで、ワイン通を存分にアピールできるでしょう!ではまた。
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