こんばんは。
じめじめしてまいりましたね。
そんな時はあれですね。
そう、ワインですよね。
そこでサクッと手軽な缶詰を用意してワインと合わせてみました。
本日合わせる缶詰はコチラです。
ラフテーを食べる
じめじめと対極にいると思われる沖縄の一品を持ってきました。
手軽にこんなご馳走が食べられるなんて最高ですよね。そのまんま食べてもいいのですが、せっかくなのでパッケージに書いてある通り、10分間湯煎します。
なかには4切れ角煮が入っておりました。
コスパが良いかどうかは皆様の判断に任せますが、味は間違いないです。
食べやすくするため、容器に移し替えました。
まずは一つ食べてみます。
あぁ。とろとろですね。
脂の部分は口の中ですっと儚く消えてゆきます。
後味には甘味と肉の旨味。
想像通りの角煮の美味。
誰もが想像する角煮のあれです。
ただし、この缶詰パッケージに「五年古酒泡盛使用」と書いてある通り、少し泡盛っぽい甘さというか、アルコールっぽさみたいな普通の角煮とは異なる独特の風味がします。
これがまた旨い。
ますますワインに合いそうです。
ラフテーに合うワインを選ぶ
それではこのラフテーにはどんなワインが合うのでしょうか。
・ラフテーが甘いので、甘味の強い赤ワイン
・プルプル角煮の柔らかさにあうような酸に丸みがあり、タンニンも強すぎないワイン
・若干泡盛っぽいアルコールの風味を感じたのでアルコール度数の高いワイン
こんなところですかね?ラフテーはいろいろなワインに合いそうです。
今日はこんなワインを合わせてみました。
カルカニア・クレア・ヴァレー・シラーズ バーン・ヴィンヤーズ 2019年
オーストラリアのクリアヴァレーのシラーズです。
後述しますが非常にリッチでグラマラスな味わいのワイン。
ではどんな風にラフテーと合うのでしょうか。
ラフテー×シラーズ
早速ラフテーを口に入れます。やはり甘味と旨味のボリュームが大きいです。
そしてワインを口に含みます。
このワイン、かなりボリュームがあるので、口中はワインだけの味わいになると思いきや、しっかりラフテーの味わいが口に残ります。
特質すべきはワインを飲み込んだ後。
しっかりとラフテーの味わいが口中に現れ、さらにラフテーが欲しくなります。
ここで、あることに気が付きました。
このワイン、メントールやユーカリのような爽やかさが少しあります。
そこで、このわずかな青さをラフテーに添えるべく、ネギも加えてみました。
ネギを加えることで、ラフテーにわずかな爽やかと旨味のある苦みがプラス。
そして、この苦みがわずかな泡盛の風味とワインにめちゃくちゃ合います。
ワインとラフテーの甘さを引き締めてくれる感じです。
ネギの青さが合うかと思いきや、意外にもこの苦みがいいアクセントになってくれます。
苦いと言ってもほんのちょっと感じるだけですのでワインの味わいを邪魔しません。
これはうれしい誤算。
ラフテー(泡盛)+ネギ+フルボディの赤
この組み合わせ、なかなかやります。
個人的テイスティングノート
外観は赤みがかったダークチェリーレッドで、とにかく中心が黒く、凝縮感がすごい。粘性もしっかりしていて、フルボディ感マックスです。
熟した甘い果実の香りで、そこにチョコレートやオークなど重厚な甘い香りが乗ってきます。スワリングするとメントールのような清涼感のある香りが爽やかさを与えてくれます。全体的にパワフルなイメージ。
アタックも力強く、アルコールの熱さ、甘味をしっかりと感じられます。それもそのはずアルコール度数は15度
酸は丸みを帯びており、タンニンはボリュームがあるものの緻密で非常に心地よい。かなりふくよかなボディ。
ジャムのような濃縮した甘味とカカオのような甘いフレーヴァーが口中に広がり非常にリッチな味わいを演出してくれます。余韻は長めで、後半にしっかりと酸を感じることができるので嫌味がありません。
パワフルだけど、上品。
グッドワインです。
バーン・ヴィンヤーズについて
このワインは、オーストラリアで最も古いワイン産地の一つとして知られているクリアヴァレーで造られており、非常に温暖な地域のワインとなります。
それでもしっかりとした酸を感じることができるのは、丁寧なワイン造りからでしょう。
詳細は下記リンクに記載しておりますので、是非お試しください。
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