牛タンといえば・・・レモン!いや、酸味の効いた辛口白でしょう。

ペアリング

こんばんは。暑い日々が続きますね。

暑い日が続くとどうしてもキリっとした白が欲しくなってしまいます。

さらに重々しくない美味しいお肉も食べたい。

そんな時にピッタリなペアリングを見つけましたので早速紹介します。

暑い日のサッパリ牛肉 ネギ塩牛タン

最近は超単純おつまみやジャンクフードの投稿が続いておりましたが、今回は1品を用意しました。

夏の暑い日にはピッタリのサッパリ肉料理です。

それがこちら、ネギ塩牛タンです。

焼いた牛肉にごま油を中心にしたネギを大量にトッピング。

牛タン特有の弾力のあるコリっとした食感に、ごま油のオイリーさをまとった香ばしいネギがとんでもなく好相性。

ネギの苦味と辛みがキリっと牛タンにアクセントを加え、さっぱり感を演出してくれます。

こうなってくると牛タンとベストパートーナーである酸味がキリっとしたレモン汁が欲しくなってきますよね。

しかし!家にレモンがない!

そんな時はキリっとして、切れ味抜群のサッパリ白ワインを合わせましょう

そこで、今回はこんなワインを合わせてみました。

ルカツィテリ 2018 ジョージアワインハウス

RKATSITELI 2018 Georgian Wine House

これです。ジョージアのワイン!

普通に生活していれば、ほとんど出会うことがないであろうルカツィテリというブドウを使ったワインです。

かなりのワイン好きであれば、ジョージワインといえばオレンジワイン!

そしてそのブドウはルカツィテリ!と聞いたことがあるかもしれません。

しかし、ワイン好きでもルカツィテリの白ワインを飲んだことがある人はあまりいないのではないでしょうか。

ましてや、ワインなんてそんな好きじゃないよなんて人は意識しなければ絶対飲むことはないと思います。

しかし!!!

このルカツィテリの白、とんでもなく面白く、そしてするする飲めてしまうんです。

詳細は後述しますが、本当にキレッキレの味わいなのです。

早速牛タンと合わせてみます。

ネギ塩牛タン×ルカツィテリ

牛タンとワインを口に入れた瞬間真っ先に、こう思います。

お!レモン絞った!

それくらい、酸がキリっとしており、ストレートに果実の味わいを感じることができます。

さらに、ネギの苦味とワインの苦味がいい感じに混ざり合い、

かつごま油の口中の油分をこのワインの

酸味が綺麗に流してくれることで、

ごま油の旨味とコクを味わいながらも、

極上のスッキリ感を味わうことができるのです。

恐るべしルカツィテリ!

是非お試しいただきたいペアリングです。

個人的テイスティングノート

まずはこのルカツィテリの色を見てください。

もうグリーンとかイエローというよりも、シルバーですね!

めちゃくちゃ無色の透明感が強く、一瞬白ワインであることを忘れさせてくれます。

香りは開いているというよりも穏やかな香り。

フレッシュなグレープフルーツの印象が一番強く、わずかに白い花や鉱物的なミネラルのニュアンスを感じられる程度で、全体的におしとやかな印象を受けました。

しかし、味わいはフレッシュでスッキリとした口当たりで、まさに辛口というべき味わい。

鋭角的な酸のキレが心地よく、口中でぐんぐんのびていきシャープな印象を受けます。

ちなみにアルコールは意外にも高く12%

果実味は苦み主体で全体的にシャープな味わい。

アルコールによるトロっとしたテクスチャー

と余韻に現れてくる

吟醸香が日本酒のような印象を与えてくれます。

これは非常に面白いワインですね。

ちなみに、牛タンと一緒に飲んだ時の方が果実の味わいが強く感じます。

ワイン単体だとまさに日本酒的な味わい。

いい経験をしました。ワイン好きな人もそうでない人も是非一度はルカツィテリをお試しください。

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