こんばんは。
今日は濃厚赤ワインに最高のお供である赤身肉をとんでもなく美味しく焼くことができるグリルについて紹介したいと思います。
簡単に言うと誰でも簡単に美しく、美味しい塊肉を調理できてしまうのです。
DX(デジタルトランスフォーメーション≒デジタル化)が叫ばれている中、まさかBBQにまでDX化が来ているとは知りませんでした。
BBQで最高のお肉を食べたい
去る10月に旅行に行った時のこと、そこにはとんでもないBBQグリルが設置されておりました。
そしてそれを使うことで、至福の時間を手に入れました。
BBQの醍醐味と言えば、やはり肉。
そして、なによりも、こんな肉を食べながらワインを合わせたい・・・・
そうです。塊肉です。
しかし、塊肉を造るのは至難の業。
そう、中まで火が通っているのか全然わからないからです。
焼き過ぎれば表面は黒焦げ。さらには中はパサパサ。なにも美味しくない。
焼かな過ぎれば、中はただの生肉。すなわち、下痢に直結。
オールorナッシング。
塊肉の調理はまさに生死をかけた一大イベントです。
それ故、レストランや専門店では人気も高い。
しかし!
なんと、自分で調理することが極めて難しいこの塊肉を簡単に作れるグリルが存在したのです。
それがこちら。
weber pulse 1000(ウェーバーパルス1000)とは
weber pulse 1000(ウェーバーパルス1000)です。
電気グリルのため、炭も不要。
なかなかのお値段ですが、効果はお値段以上!
こいつの何がすごいか。
二言で言います。
温度を測れるんです!
密閉して肉を焼くんです!
それの何がすごいのかと、言われそうですが、なんと、BBQグリルをアプリでつなげ、携帯にリアルタイムに温度を送信。
いとも簡単に塊肉がBBQで調理できてしまうのです。
具体的にどういうことか。
簡単に解説していきます。
weber pulse 1000(ウェーバーパルス1000)で塊肉を焼く
このweber pulse 1000(ウェーバーパルス1000)を使いこなすにはアプリが必要です。
まずはアプリを入手します。
そしてここからがこのグリルの真骨頂。このグリルの下の方に2個プラグのようなものがあります。
このプラグに謎の銀の物体を差し込みます。
こいつがこのグリルにDXの力を授けております。
これはセンサーになっており、こいつを肉にさすことで、温度を携帯に届けてくれるのです。
こんな感じです。
また、このグリルのいいところはこの分厚い蓋!
この蓋を閉じることで肉全体に熱が加わり、最強のサウナ環境が出来上がるのです。
あとは、肉が整うの待つだけ。
ではどうやって、待てばいいのか。
そこで役に立つのが先ほどの銀の物体です。
この物体からの情報をこんな感じで携帯で確認できます。
ブローブ1,2というのが、謎の銀の物体の温度(=ぶっさしている肉の中身の温度)
グリル温度というのがグリル内部の温度になります。
これらが全てリアルタイムでわかるんです。とんでもないですね。まさにBBQのDX化
そしてほったらかしでいいと言えるポイントが下記に張り付けた設定温度の通知機能です。
これはこの温度まで来たら携帯に通知を飛ばしてくれるという機能です。この場合は63℃に設定してあります。(牛タンの時は53℃に設定してました)
是非この機能を使うときはweberのHPのここを確認してみてください。
肉芯温度の目安は調理チャートをご確認いただくか、美味しく召し上がるために取り出す温度として牛:53℃・豚:63℃・鶏:73℃を目安にしてください。
weber流調理方法
https://www.weber.com/JP/ja/blog/weber%E6%B5%81%E8%AA%BF%E7%90%86%E6%96%B9%E6%B3%95/weber-2203237.html
調理チャートを見ればさらに細かい様々な料理の温度が調べられます。
これさえ設定すれば、あとはひたすら酒を飲んで待つだけ!!!
たまに気になって肉をうらっ返したりいじったりしましたが・・・・
そして携帯の通知を頼りに、再び牛タンと再会・・・・
外は暗くなりましたが、何やらいい感じに・・・・
中はほんのりと赤が残る素晴らしい塊牛タン!
噛んだ時の柔らかさ、肉の旨味の凝縮感どれをとっても最上級!!!
恐るべし、weber pulse 1000(ウェーバーパルス1000)ですが、ちょいと高いのが悩み・・・・
ただ、温度だけ知りたいという方にはこんなのもあります。
グリルがない分お買い得!
是非こちらもチェックしてみてください。
weber pulse 1000(ウェーバーパルス1000)の肉と赤ワインを合わせる
さて、これだけだとweber pulse 1000(ウェーバーパルス1000)の紹介だけになってしまうので、実際に塊肉とペアリングしたワインについても、コメントしていきます。
まずはこちら
BBQで塊肉にカリフォルニアのカベルネ。
王道中の王道です。
何も考えず、外で飲むにはカリフォルニアのカベルネは最適解。
果実味たっぷりで柔らかなタンニンは肩肘張らないBBQにピッタリです。
ワインの持つジューシーで甘みのある果実味と肉の旨味が見事に融合。
肉はタレでもいいですが、個人的には塩がおすすめです。
肉本来の旨味がワインの果実味を引き立ててくれます。
weber pulse 1000(ウェーバーパルス1000)の肉と白ワインを合わせる
そして白には鶏肉がベスト。牛にはない「重さ」がミディアムボディの白ワインによく合います。
今回合わせた白ワインはこちら
鶏肉×BBQには焦げた印象があるので、樽の香りのする白ワインが王道ですが、今回はあえて、樽なしの白を合わせてみました。
果実の印象がかなり強いですが、モモやアプリコットといったやや甘味のある果実が主体なのでお肉に負けていません。
アルコール度数13%と白にしては高めなのも、鶏肉×BBQにはピッタリ。
いつもの違ったペアリングを試してみたい方にはこのポルトガルの白ワインは非常にお勧め!
最後に
今回は最強のBBQ食材である塊肉とそれにあうワインを紹介しました。
是非一度お試しください!
グリルと言えばこんなのもお勧めです。
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