こんばんは。マクフライです。
たまたま和幸のロースカツを持ち帰る機会があったので、先日ペアリングで飲みかけていたワインを合わせてみました。
結論から言うと、ベストペアリングではありませんでしたが、今後のために記事として残しておきます。
和幸でテイクアウト
たまたまの和幸。とんかつにはよく白ワインがいいと言います。赤色の食材には赤、白色の食材には白。よく言われておりますが、明確に何故そうなのかは私もよくわかりません・・・
豚肉も例外なく、白い肉のため白ワインが合います。
脂のボリュームはあるけども、豚肉の淡白な味わいに渋めの赤を合わせると、ワインの味わいが勝ってしまって豚肉の味がしなくなってしまうからです。
それでも家に赤ワインが余ってるから赤を合わせたい!!!!
そこで、甘めのソースをかければ合うんじゃないかと思いさっそくペアリング検証を行いました。
家で作るときとは全く異なるサクサク感が見て取れます。
赤ワインに合うことを期待して甘めの和幸ソースをプラスオン。
褐色の衣を駆け抜けるとそこは白景色でした。ロースカツの醍醐味である重めの脂にサクサクの衣、そして甘いソース。完璧に調和したロースカツはもはやおかずではなく主食。
ここに合わせたのはこのワイン。
ちょうど前回ペアリングで使った甘めの赤が残っていたので合わせてみました。
カベルネソーヴィニヨン×和幸とんかつ
結論から言うと、ソースの甘さがワインの甘さを打ち消してしまい少し微妙でした・・・・(前回書いたトリプルビーフと同じようなイメージ)。
これは定説ですが、料理が甘いときは料理よりも少し甘みの強いワイン、料理に酸味があるときは、料理よりも少し酸味が強いワインを合わせると美味しく味わえます。
逆に料理の方が強いとワインが苦くなります。甘味のある食べ物を食べたあとに、ちょっとしか甘味のない飲み物を飲んでも味がしなくなってしまうのは想像できますよね。
おそらく今回のカベルネは甘味も酸味もあり、とんかつソースの甘味よりも甘さが弱かったことが原因です。
しかし、とんかつの脂身を食べたときにこのワインを飲むと、脂っぽさを払拭してくれ、優しいワインの甘味がゆっくりと口中に広がり、すっきり&後味ばっちりにしてくれました。
「甘いソース×お肉」だからと言ってなんでも合うというのは間違えですね。むしろ脂がたっぷりであれば塩だけでもいいかもしれません。
皆さまも甘いソースにワインを合わせる際には味わいの強さに気を付けてください。
コメント