こんばんは。ワインをメインに楽しみたいときにぴったりなおつまみを見つけました。
それでは記事を書きたいと思います。
MEIDI-YA おいしい缶詰【牛すじ肉の赤ワイン煮】
手軽にどんなワインにもあいそうなおつまみ。それがこのMEIDI-YAさんの牛すじ肉の赤ワイン煮です。
他にもいろいろなシリーズが合いますが、これがワインに合いそうです。
見るからに赤ワインに合いそうな名前
さっそく食べてみたいと思います。
これはおしい。
濃厚な味噌の旨味に赤ワインの甘いニュアンスがほのかに香ります。
そして、プルンプルンの食感の牛すじが口の中で溶けていく・・・・これは素晴らしい。
すぐにつまみたいとき、ペアリング考えるのが面倒なときなどこの缶詰があればもう大丈夫。
価格もお手頃ですので是非ストックしておくことをお勧めします。
その他のラインナップは明治屋さんのホームページをご確認ください。
本日この缶詰に合わせるワインはコチラです。
ドメーヌ・ヴィルジニー・テュヌヴァン (2006)
2006年のボルドーワインです。何故合わせるのが缶詰かというと私みたいな全く料理ができない人間にとって熟成ワインに合わせて料理をつくるのはとても厄介だからです。
熟成ワインの味わいは繊細です。熟成している間にいろいろな味わい要素が付加されます。
2006年生まれということはこのワインは18歳。ちょうど多感な時期ですね。
このワインもかなり多感です。いろんな要素があります。
ボルドーの赤だから肉を焼けばいいだろ!と思いますが、家に帰ってきたのが23時ごろではそんな元気は出ません。
金曜日の残業後の遅い時間に帰ってきて少し贅沢なワインを楽しみたい
そんなときは缶詰に限ります。
缶詰【牛すじ肉】×赤ワイン【ボルドーブレンド】
まずは、牛すじを食べます。次に赤ワインを飲みます。
なんと、ワインの酸味がまろやかに!さらに、このワインのアーシーな味わいが強調されます。
※アーシー=土っぽいとかそんな感じです。
また、ワインが牛すじ肉の味わいを引き延ばしてくれるような印象も受けます。
さらに、牛すじの後味がなくなり、ワインを飲んで牛すじをたべると、今度は牛すじ煮込みが柔らかい食感と共に、ワインの味わいを引き延ばしてくれます。
お互いがお互いの余韻を引き延ばす。
素晴らしいことですね。
熟成ワイン×缶詰。このペアリングは使えそうです。
個人的テイスティングノート
輝きのあるガーネットルビー。
若いワインには見られない熟成を示すオレンジのエッジ(ワインの縁)が見て取れます。
見るからに熟成されたワインです。
香りの量は多く、完熟したブラックベリーやプルーン、ドライフラワーの香り。
そこに生肉や湿った土などのアーシーなニュアンスとシナモンのような甘辛いスパイスが複雑に絡み、鼻孔を刺激します。
最近流行りの言葉で言うなら、セイヴァリー(savory)な香りです。→セイヴァリーって??
味わいにも複雑性があり、柔らかい口当たりから果実の優しい甘味が全体に広がり、丸みを帯びた酸が味わい全体を下支えしております。タンニンもこなれており、ほどよい収斂性が心地よい。
余韻もながく、深夜にゆっくり飲むにはちょうどよいワインです。
このワインはボルドーサンテミリオン地区で有名なシャトーヴァランドローという生産者が作ったバリューワイン。(バリューって言っても1本4,000円くらいします・・・)大手通販サイトだと6本単位からの購入になって少し、ハードルが高くなってしまいますが、このワインの輸入元のピーロートのホームページからなら一応1本単位で買えます。一応というのはこのサイトは合計金額5,000円以上からしか購入できないため、何かプラスして買う必要があるからです。
気になる方はぜひ試してください。
まとめ
・熟成ボルドーと牛すじ肉はお互いの良さを引き延ばす関係
・疲れたときは缶詰が一番
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