【無印カレーシリーズ②】マトンカレー×甘甘なカリフォルニアのカベルネ

ペアリング

こんばんは。マクフライです。

今日は無印カレーの第二弾となります。

第一弾はこちら↓

無印良品のマトンのキーマカレー

湯煎中

今日はコレ。マトンのキーマ。

凝った感じが伝わるこのカレー

フライドオニオンもかけてみました

このカレーは香りがかなり独特。ココナッツにシナモン、そしてなんといってもアニスの甘やかな香りが特徴的。ただし、食べてみると甘みは感じるものの、辛味もしっかりあり、癖になる味わい。

お肉の食感もしっかり感じることができ、肉の旨味もあります。

この独特の味わいは好みが別れそうですが、ハマったら抜けられない、中毒性を感じます。

このスパイスムンムンなカレーはかなりワインに合いそうと感じました。

どんなワインが合うのでしょうか。仮説を立てます。

・甘い香りに寄り添う、甘やかなスパイス香があるワイン

・キーマカレーということでお肉のパワーに負けない赤ワイン

太陽を感じるワインが思い浮かびますね。これを選びました。

アデュレーション カベルネソーヴィニヨン カリフォルニア 2020

adulation cabernet sauvignon california 2020

またまた来ました。アデュレーション。

濃厚、ハイコスパ、激ウマという3拍子揃った最高のブランドで、このブログでアデュレーションを取り上げるのは実は3回目となります。

過去にはピノとシャルドネをレビューしました。

【無印良品】マトンのキーマカレー×【アデュレーション】カベルネ

カレーとワインはこんなに合うのか!という印象です。

カレーの持つ芳香豊かな甘味のあるスパイスとアデュレーションのもつスパイスのニュアンスの方向性が一緒にため、味わいが増長します!

カレーの持つココナッツの甘味を強く感じるようになり、エキゾチックな雰囲気が強くなりました。

また、ワインだけで飲んだ時はそこまで感じなかったのですが、ワインの持つアニスのニュアンスが強くなり、カレーに感じた「独特の癖」がワインからも感じるられるようになります。

ワインとカレーの甘味がほぼ同じとなり、余韻が長く感じるることが、ピッタリ合う!と思える理由かもしれません。

また、ワインの甘味を感じつつ、カレーの辛みはしっかりと感じられるので、カレーの醍醐味を邪魔していないこともポイントです。

素晴らしいペアリングでした。

個人的テイスティングノート

adulation cabernet sauvignon california 2020

エッジに紫色を残した濃厚なダークチェリーレッド。若々しさを感じます。

開けたては少し閉じていたのですが、15分もするとどんどん開いてきます。

砂糖漬けしたブラックベリーやブラックチェリーなど、甘味のある果実香で、そこにシナモンやナツメグを感じます。またメントールのような清涼感を感じる香りもあります。スワリングするとオークのニュアンスが強くでてきます。

上にも書きましたがカレーに合わせたとき、アニスとココナッツの香りも感じました。全体的に甘やかな印象が強いです。

アタックはボリューム感があり、果実の甘味やチョコレートのような甘さをすぐに感じることができます。酸味は穏やかでふくよかなボディにほんのりアクセントというイメージで、甘味とアルコールがこのワイン味わいの主体となっております。タンニンは穏やかで溶け込んでおりますが、力強く緻密な印象。

余韻にもベリー系の甘さを感じ最後まで濃厚な印象でした。

人によっては甘すぎとかコテコテすぎという印象を受けるかもしれませんが、カリフォルニア好きにはたまらない味わいかと思います。

カリフォルニアを体現したアデュレーションを是非カレーとお楽しみください。

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