イタリアンな赤とガーリック唐揚げ

ペアリング

どうもこんばんは。

最近手ごろなつまみばかりの紹介ですが、本日も美味しそうな簡単おつまみがありましたので早速ワインに合わせていきたいと思います。

ほっともっと ガーリック&タルタル~特ガリタル唐揚

本日は、ほっともっとで美味しそうな唐揚げを発見しました。

それがこちらです。

べちゃべちゃしたソースがかかっており、ジャンク感がすぐに伝わってきます。

このべちゃべちゃの正体はタルタルソースとガーリックソース。

ものすごいジャンク。パンチ力が見た目からも伝わってきます。

口にいれた瞬間に味わえるのはガーリックの甘味。

その後すぐにタルタルの酸味も楽しめます。

皮のパリッとした食感を楽しんだ後、柔らかい肉質が姿を現し、噛めば噛むほど、肉の旨味が出てきて、ガーリックの甘味とタルタルの酸味に調和します。

ガーリックの味わいも力強いですが、タルタルの酸味の方が印象に残るため、この酸味をどうワインに合わせるかが肝になりそうです。

酸はしっかりしているけど、ガーリックの甘味、唐揚げの脂に比肩する甘味、タンニンのあるワイン

こんな観点でワインを選びました。それがコチラです。

コル ディ サッソ トスカーナ バンフィ2021

Col di Sasso Toscana Banfi 2021

このワインは、イタリアの超名門ワイナリー「バンフィ」のエントリーモデル。

バンフィというと、トスカーナ地方でおそらく一番有名と言っても過言でないくらいのワイナリーなのですが、このワインはなんと,1000円ちょっとで購入できてしまうのです。

そんな名門ワイナリーのこの赤は唐揚げにどのようにペアリングするのでしょうか。早速試してみました。

唐揚げ×バンフィ

いつものようにおつまみを口に入れて、ワインを飲み込みます。

タルタルの酸味とワインの酸味が同調して、口の中で味わいが広がります。

そして、ワインの甘すぎない青系果実の味わいが、ガーリックソースの甘味にピッタリ!

どちらかの味わいが強すぎるということなく、同時に唐揚げとワイン二つの味わいを楽しめます。

さらに、タンニンが唐揚げ×ガーリック×タルタルの三拍子そろった油を中和してくれて、さっぱりしてくれます。

なんともいえぬほんわかしたこの組み合わせ。

カジュアルな日にピッタリのペアリングです。

個人的テイスティング

エッジは紫色が目立っており、若々しい印象。

青系果実の香りに、スミレの花、湿った土やキノコみたいな、なんともイタリアンワインの香りが特徴的です。樽香はありません。

しなやかでジューシーなアタック。酸量は多く、口中全体に広がってワイン全体をスマートな印象にしてくれます。タンニンは緻密でしっかり感じますが、ガシガシした感じではなく、口中を心地よく引き締めてくれる感じです。

酸とタンニンのバランスがよく、骨格がありながらもしなやかな印象のワイン。

手軽な価格もあってつい、ぐいぐい飲み過ぎちゃうようなワインです。

個人的に唐揚げは白ワインとしか合わないかなと思ってましたが、タルタル+ガーリックな唐揚げとは抜群の相性を見せてくれました。

是非皆様もお試しください。

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