ロースカツには赤ワインと白ワインどっちが合う??どっちも合います!!

テイスティング

どうも。マクフライです。

最近カツ欲がすごいんです。何故か無性にカツを食べたくなっております。

そこで本日は再びロースカツにワインを合わせてみました。

以前一度ロースカツにカベルネを合わせたのですが、ソースの甘さとワインの甘さのつり合いが取れず、微妙な結果だったため、今回は純粋にカツの味わいが楽しめる塩でペアリングを検証いたしました。

前回の記事はコチラ

本日のロースカツ

さて、本日いただくロースカツはコチラです。

某高級スーパーで購入した、ちょい贅沢なロースカツ。このロースカツ、スーパーの総菜ではありますが、なかなかのお味。

肉厚で、脂もしっかりあります。

このカツの旨味を楽しむため今回は塩でいただきます。

大粒岩塩をパラパラ・・・

カツを嚙みしめた瞬間にあふれ出る脂の甘味とやわらかな肉質が口中で混ざり合い、

それはそれは素晴らしいハーモニーを奏でます。

噛むたびにじゅわっと広がる淡白ながら

しっかりと主張のある肉の味わいに塩味がアクセントを添えます。

肉本来の旨味を楽しむにはやはり塩ですね。カツの魅力が存分に引き出されております。

常ににクライマックスな味わいのこのカツにはどんなワインが合うのでしょうか。

仮説を立ててみました。

ロースカツに合うワインとは

・カツの脂に負けない、粘度のあるワイン

・淡白な肉質を際立たせるような果実味のあるワイン

・カツの脂とちょうど調和するようなほどよいタンニンを持つワイン

上記のような要素を持つワインであれば、きっとカツに合うはず!

今回はこの要素のあるワインがすっと浮かんできたため、

赤白両方のワインで検証いたしました。

ロースカツに合うワイン

赤ワイン:ロシディ ピノ ノワール 2018

Ross-idi pinot noir 2018

以前ご紹介させていただいたルビンに引き続き、ロシディのワイン。こちらはブルガリアのワイナリーなのですが、とんでもないクオリティーです。

今回はメジャー品種のピノノワール。

・淡白な肉質を際立たせるような果実味のあるワイン

・カツの脂とちょうど中和するようなほどよいタンニンを持つワイン

この二つの要素はピノノワールだ!と思い、チョイスいたしました。

白ワイン:サケットピノ グリージョ 2021

こちらは某インポーターのアウトレットセールで購入。そのため、ネットでは見つけられず。

このワインを選らんだ理由は下記となります。

・ロースカツの脂に負けない、粘度のあるワイン

・淡白な肉質を際立たせるような果実味のあるワイン

ある程度濃厚な肉にはピノグリージョは絶対に合うと考えております。

詳細は後述しますが、個人的にピノグリージョのイメージは柑橘×南国

ピノグリージョはフレッシュな味わいの中にも熟度のある果実が混ざっており、程よい粘性があります。

このほどよい粘性をもった白(ヴィオニエやグリューナーヴェルトリーナー、リースリングなど)は無条件で豚肉に合うのです。

SACCETTO PINOT GRIGIO 2021

ロースカツ×赤ワイン&白ワイン

早速赤ワインから試してみます。

非常に素晴らしい・・・・

カツの肉の風味がワインの果実味をより強く引き立てます。

さらに、脂身と一緒に赤ワインを飲むと

脂っぽさが一気になくなり、すっきりとした食感に。

個人的にはカツよりも、ワインが美味しく味わえます。

次に白ワインです。

こちらは、教科書通り、抜群の相性を見せてくれます。

カツの脂とワインの粘性が同調し、赤ワイン同様口中をすっきりさせてくれます。

また、ワインの柑橘の味わいがカツにレモンを絞ったように、

ワインがカツの味わいを引き立て、

中盤からはワインの持つ熟度の高いフルーツの味わいが引き立ち、

今度はカツがワインの味わいを引き立てられます。

相思相愛の素晴らしい組み合わせ。

赤と白どちらが合うか。

どちらもめちゃくちゃ合います。

どちらが良いかは個人の趣味です。

個人的テイスティングノート

赤ワイン

太陽の下で輝くルビーのような鮮やかな赤。若干エッジはオレンジがかっており、発展段階となっております。冷涼感のあるエレガントなスタイルに、スパイスや動物的ニュアンスが深みを与えております。瑞々しくピュアな果実に綺麗な酸がシュっと伸びてきて、アフターには紅茶のようなニュアンスも感じられます。

非常に上品なワイン

・白ワイン

やや淡めのレモンイエロー。気泡がわずかにみられフレッシュな印象があります。香りは開いており、キーライムのような爽やか柑橘系が主体と思いきや、白桃やジャスミンなどアロマティックな印象も持っております。ちなみに、2日目以降はこのアロマティックなニュアンスが強くなってきます。

辛口ですが、やや粘度のある口当たりが適度なボリュームを形成しており、この部分が個人的にピノグリージョの大好きな部分です。酸は量が多く、しっかりとしているので、爽やかさもあります。

いろんな料理に合いそうなワイン。

ロースカツはどんなワインにもピッタリあう最高のおつまみですね。これほど二つのワインが合うとは全く思っておりませんでした。次回はソースにもあうロースカツを見つけたいと思います。

皆さまもワインとロースカツを是非お試しください。

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