【甘味の旨味】照り焼きチキンのトルティーヤと凝縮メルローのペアリング

ペアリング

歓送迎会シーズンで外飲みが増え少し、更新が滞ってしまいました。

どうも。マクフライです。

飲み会で飲んでるとどうしても味わうことを忘れてしまうため、久々にワインと向き合いました。

早速ペアリング始めていきます。

照り焼きチキンのトルティーヤ

ジャンクフードではないけど、ファストフード的な印象のこいつです。

トルティーヤ

そうです。トルティーヤです。ピタパンではありません。パッケージは完全にメキシコ系です

簡単に言うとトルティーヤはトウモロコシの粉でメキシコ系
ピタパンは小麦粉で中東系

まぁどっちでもいいんですが、こいつに包み込まれる具材はこいつらです。

上から時計周りにカレー粉をまぶしたマッシュポテト、照り焼きチキン、ハム、キュウリ

この4種を包み込みます。こうやってこう。

トルティーヤで食べるいいところは一度に食材を楽しめるところ。

巻いたトルティーヤを食べると、照り焼きの甘味とマッシュポテトが混ざり合い、ポテトからも甘味を感じます。また、キュウリの青っぽさはトルティーヤの皮にマスキングされ、変に青さが目立ちません。混然一体。味わいの宝箱。

さっそくどんなワインが合うのか仮説を立てましょう

甘い照り焼きチキンに合う果実の甘味が印象的なワイン

脂っぽさはそこまでないので、タンニンは控えめ~中程度のワイン

・キュウリのわずかな苦みやヴェジェタルな味わいを受け付けるワイン

もうこの品種しかありません。

リオンド メルロー 2019

Riondo Merlot veneto 2019

このメルローは陰干しや収穫を遅らせたブドウを使ったワインで、特に果実の甘味が強いワイン。どんなペアリングになるのでしょうか。

【メキシカン】照り焼きチキンのトルティーヤ×【イタリア】メルロー

もう、素直に美味しい!

予想通り照り焼きチキンの甘さとワインの果実の甘さがピッタリ。

渋味もそこまで強くないので、チキンの味わいをワインが消すこともありません。

お互いの甘味がお互いを引き立てます。想像通りのメークドラマ

さらに、キュウリの青さもトルティーヤを挟むことでワインと喧嘩をしておりません。

気負いせずに食べられるお手軽料理にぴったりのこのワイン。是非お試しください。

個人的テイスティングノート

Riondo Merlot veneto 2019

外観は濃いダークチェリーレッド。

開けたては香りは閉じていたものの、40分もすれば一気に広がってきます。

コンポートした濃厚なブルーベリーやカシスにスミレの香り。

ナツメグやシナモンなどのスパイス香が複雑性を与えます。

凝縮感MAXなこのワイン。

味わいも凝縮しております。まんまるのふくよかな口当たりの果実の甘味。

よく「噛めるような」という表現がワインのテイスティングコメントでありますが、

その意味がこのワインを飲めばわかります。

丸みを帯びたしなやか酸味が全体を包み込こんでいて、甘味と酸は最高のバランス。

タンニンも溶け込んでおり心地よい。

余韻にはわずかな苦みがあり、この苦みが若干ヴェジェタルな印象を与え、甘いだけのワインではないフィニッシュを迎えます。

このワインは収穫を遅らせた完熟のブドウと、陰干をした葡萄を用いているようで、これが

このワインの甘味を形成しているんですね。

お手軽価格のメルロー。最高です。

まとめ

・照り焼きチキンにはタンニンは中程度で甘みのある赤ワイン

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