【2016年】弱熟成の赤ワインを比較テイスティング。話題のトリプルビーフとも合わせてみました。

テイスティング

こんばんは。マクフライです

夏の終わりが近づいてきました。先週我が家にコロナウイルスが来襲し、自宅待機を余儀なくされました。そして今週ついに外出解禁!!

外出への渇望というか・・どうしてもパンチのあるものを食べたくなり、テイスティングついでにマクドナルドで話題の物体とペアリング検証もしてみました。

早速記事を書いていきます。

カベルネソーヴィニヨンとテンプラニーリョ

1本目

コルテ・モスキーナ コッレ・アルト カベルネ

品種:カベルネソーヴィニヨン95% カベルネフラン5%

colle alto cabernet 2016

こちらは珍しいイタリアはヴェネト州のカベルネソーヴィニヨン。若干カベルネフランが入っておりますがほぼカベルネソーヴィニヨンです。

2本目

ボデガムリエル レセルバ

品種:テンプラニーリョ

muriel finca de la villa reserva 2016

こちらは伊勢丹で実施していた世界を旅するワイン展で購入したのだが、ネット上では販売は見られず・・。スペインの雄テンプラニーリョ。テンプラリーニョって言い間違えることが多いけど、テンプラニーリョ(Tempranillo)です。

今回は共に2016年ヴィンテージの弱熟成している2本のワインを比較テイスティングしました。

左カベルネ 右テンプラニーリョ

ぱっと見輝きのあるダークチェリーレッドであんまり違いがありませんがエッジを見ると明確です。

cabernetsauvignon
tempranillo

カベルネの方が若干濃く、テンプラの方が赤みがあるというかオレンジがかっております。同じ2016年ヴィンテージでもここに品種の個性が出ております。

では早速比較してみましょう。

香り

カベルネソーヴィニヨン

香りの第一印象は閉じているものの、凝縮した印象。煮詰めたブラックベリーやブルーベリーにインクのような香り。野生的な香りもあり、非常に力強さがある。

テンプラニーリョ

香りの第一印象は複雑。ドライプルーンの香りに、ドライビーフ、皮など熟成を伴う香りがします。さらにスモーキーな印象。オークの香りもあり、多層的な香りが魅力です。

味わい

カベルネソーヴィニヨン

アタックは力強く、骨格はしっかりしている。濃縮した果実の甘味にボリュームのある14.5%のアルコール。酸は丸みがあります。タンニンは溶け込んでいてまろやか。全体的にメロウなタッチで心地よいフィニッシュとなります。余韻は中程度。

テンプラニーリョ

アタックは滑らかでジューシー。噛めるような食感が心地よいです。アルコールは14%。単純な果実だけの甘味ではなく複雑さを呈した味わいで酸味は豊富。口中で綺麗に広がります。タンニンは若干収斂性があるものの、酸がしっかりしているので嫌味になりません。全体的にこなれててバランスが良い印象。

どちらかというとカベルネはパワー、テンプラはエレガントといったイメージです。

炙り醤油風 トリプル肉厚ビーフ

マック連投ですいません。ただ、これは食べないわけにはいきません。サムライマックに、夕方5時からディナー限定の「炙り醤油風 トリプル肉厚ビーフ」発売です。→公式リンク「サムライマック®」に、夕方5時からディナー限定の「炙り醤油風 トリプル肉厚ビーフ」が8/24(水)から2週間の期間限定で再び登場!

2週間の期間限定、さらに久々の外出ということもあり、外出できると決まった時から買わないという選択肢がなくなっておりました。私、マクフライは大のファーストフード好きです。

お皿に盛りつけるとマクドナルドとは思えない、贅沢な肉厚さ。そしてなんと・・・

あまりの肉厚さにバーガーが垂直に立つではありませんか!!

肉のバーティカルリミットがここに誕生です。

これはすごい

口を限界まで広げないと口に入らないほどボリューミーなボディ。チーズの溶け具合がもはや18禁レベルのセクシーさを醸し出しております。

パンの食感がなくなるほど肉肉しい味わい・・・

ほとばしる熱い肉汁と少し甘い醤油風味のタレが混ざり合い、混沌を生んでいる。

若干のニンニクの風味にこれでもかという醤油風味のタレの甘さ。

さらにいい意味でパサパサする肉の食感の三重奏。KING OF ジャンクの名を欲しいままにするわがまま贅沢ボディのスペシャルハンバーガーです。このあまりにもパンチのありすぎる物体にこの2016年の弱熟成ワインが合うか心配になりましたが、早速ペアリングしてみました。

カベルネソーヴィニヨン

タレの甘味とカベルネの甘味が混ざりあい甘味が中和されることで、甘さでかくれていたワインの酸味や鉄分っぽさが表れてきます。 個人的には若干ワインの風味を損なっているような気がする・・・

テンプラニーリョ

ワインの持つ複雑な風味に対して醤油の甘みのパンチが強すぎて、完全にトリプルマックが圧倒・・・

なんということでしょう・・・

炙り醤油風 トリプル肉厚ビーフの味わい(特に醤油タレの甘味)が強すぎて、若干熟成を初めてこの二つのワインにはあまり合いませんでした・・・

いい意味でジャンクすぎるこのブツには、年をとり、大人の落ち着きを見せ始めたワインはアンマッチ。

おそらく、もっと若くてタンニンもギシギシのこってりワインがちょうどいい気がします。

最後はトリプル肉厚ビーフのレビューみたいになってしまいましたがいい経験でした。

みなさんもトリプル肉厚ビーフにワインを合わせる際はお気を付けください。

甘味の強いパワフルなワインをおすすめします。

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